Roland SP-808のEX化について
突然だがRoland SP-808である、私はこの機材が大好きだ。
サンプラー、MTR、シーケンサー、エフェクター、ヴァーチャルアナログシンセ、Dビームコントローラが渾然一体となった様は、まさに『音のおもちゃ箱』といった趣で、購入当時は遊び倒したものだ。このSP-808のルックスの良さといったら格別だろう、全てがソフトウェアに移行した現在、今後この様なデジタル楽器の名機が出現する可能性は、限りなく少ないのではないのか・・・
SP-808は楽器です
私が購入したのはSP-808proという拡張ボード付きのものだったが、直ぐにZip Driveの容量が増えたSP-808EXが発売された。今回SP-808のシステムOSをSP-808EXにUpdateすることにした、これにより各種機能追加/改善、新規エフェクターが手に入るのである。
・Roland US でSP-808のOSのUpdateデータがダウンロード出来る。
http://www.rolandus.com/products/productdetails.aspx?dsection=d_downloads&ObjectId=176
・SP-808の参考サイト、素晴らしくお世話になりました!!
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/8412/
SP-808のEX化については上記のサイトを参考にした、SP-808のフェーダーAの [STATUS (TRACK SELECT)]と[EFFECTS (BAL/EQ/FX)]を押しながら電源を入れるとLCDディスプレイに『Waiting MIDI... 』の表示が現れるので、ダウンロードしたOSのUpdateデータをPCから流し込む。これはPCのサウンドとオーディオデバイスの設定でMIDIOUTを選択し、Windows Media Player等でMIDIファイルを再生するだけだ。
実は、やっぱりPCとMIDI機材との接続は、今後の楽曲制作でどうしても不可欠だと思い、YAMAHAのUSB-MIDIインターフェース UX16の購入に踏み切ったのである。思えばSP-808のEX化は以前、MDF2を使用して何度もトライしてみたのだが上手くいかなかったのだ・・・今回UX16の入手でQY70のデータ転送よりもまず、『SP-808のEX化』を実行したかったのだった・・結果、見事成功!! ああ感無量・・
今後はPCとSP-808とのZip Discを介してのWAVデータのやり取りが出来れば、かなり世界が広がると思うのだがどうしたものか・・・